世界最高水準の研究成果を出し続けていくためには、日々高度化する最先端の研究設備・技術を導入し、効率的に研究開発を推進することが必要となります。慶應義塾を中核機関として推進しておりますJST委託事業リサーチコンプレックス推進プログラム「世界に誇る社会システムと技術の革新で新産業を創るWellbeing Research Campus “Tonomachi”」では、JSTの支援の下、本リサーチコンプレックス事業に参画する企業・団体が保有する最先端研究設備及び本リサーチコンプレックス事業推進地域において保有する最先端研究設備を用いた高度な研究技術支援を受けられる環境を整えております。そしてこの環境設備の整備構築により、効率的な研究開発並びに異分野融合研究の促進に繋げて参ります。
Tonomachi Wellbeing Research Campusでは、以下のように最先端研究設備を用いた様々な共同研究・受託解析・技術指導などを受け付けておりますので、どうぞお気軽にお問合せください。またその他の最先端研究設備・技術についても今後拡充の予定です。
※PCR 反応を通じ、核酸の検出・定量を行い、増幅サイクル数に依存することなく分子の絶対数を推量(絶対定量)する装置
無菌試験装置※インキュベーターモジュールを持ち培養し、独自の CO2 センサーにより迅速に微生物の検出を行う全自動微生物培養検出装置
微小電極装置※マルチウエル MEA プレートを使用し、神経ネットワークや心筋細胞を用いてinvitro でハイスルプットで毒性試験・安全性試験を電気生理学的に行う装置
in vivo実験医学において私たちの目指している生命科学の最終ゴールは、ヒトの生命機能の解明と病気の克服です。そのために私たち公益財団法人実験動物中央研究所(実中研)は、多くの年月をかけてin vivo実験医学における基盤技術の整備を行ってきました。さらにこの度、科学技術振興機構(JST)「世界に誇る地域発研究開発・実証拠点(リサーチコンプレックス)推進プログラム」の一環として、慶應義塾大学を中核拠点とした「世界に誇る社会システムと技術の革新で新産業を創るWellbeing Research Campus “Tonomachi”」が開始され、同プロジェクトの支援のもと、実中研が持つ最先端のバイオイメージング解析機器を用いた高度な研究技術支援をみなさまに広くご利用いただけるよう新たにライブイメージングセンターを開設しました。
実中研では、超高磁場磁気共鳴画像装置(MRI)、マイクロX線CTを用いたin vivoイメージングを行っています。ヒトと共通の評価手法を用いることで、非侵襲かつ経時的な変化を捉えることができ、医学研究への速やかな橋渡し研究を行うことができます。最先端研究設備を用いた共同研究・受託解析・技術指導など受け付けております、お気軽にお問い合わせください。
Magnetic Resonance Imaging (MRI)は磁気共鳴現象を利用した画像撮影法です。放射線を利用しないため被曝なく、対象を傷つけずに内部構造を可視化することができます。組織コントラストに優れ、中枢神経系、肝臓、四肢関節などの領域の評価に役立てることができます。
Computed Tomography (CT)は、X線の透過率の違いを利用した画像撮影法です。短時間に広い領域の三次元画像を簡単に得ることができます。骨、肺、消化器などの領域の評価に役立てることができます。
ご相談からご利用までの流れは次の通りです。利用にかかる費用など、ご利用内容を考慮したうえで、個別のご相談となりますことを予めご了承ください。
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