ご挨拶

Keio Wizardへ、ようこそ。慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンターでは、人のウェルビーイング(健康、幸せ、より良いあり方)に関する研究・教育を行っています。また、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科では、物事を大規模・複雑システムと捉え、イノベーティブに問題解決するための教育・研究を行なっています。Keio Wizardでは、これらの成果を活かし、心の問題から宇宙の利用方法まで、様々なことを学ぶことができます。お楽しみに!

慶應義塾大学SDM研究科教授・ウェルビーイングリサーチセンター長 前野 隆司

プログラムのVision・Mission

Vision

日々接する身近な人や出来事に目を向け、ウェルビーイングを実現するための課題を見つけ出し、それを題材として科学技術による解決法をデザインし実践できるジュニアドクターの定常的な育成・輩出を目指します。

Mission

現実の具体的な問題解決を目的としつつ、基礎原理の追及もするパスツール型(根本原理を追及しつつ、用途を考慮する研究者)の人材を育成・輩出する仕組みを構築します。

実施体制

プログラムの全体像

KEIO WIZARDはベーシックコースとアドバンスドコースで構成されています。

カリキュラムの流れ

ベーシックコース

高い意欲・能力を有する受講生をさらに伸ばすためにとっている基本的な方略・考え方

ベーシックコースは、「特別講義」と「ワークショップ」で構成されています。

【特別講義】

受講生は一流の研究者から最先端研究についての特別講義を受講します。研究者からは研究の紹介や解説ばかりでなく、未来に向けた熱いメッセージを受け取ります。特別講義後はグループディスカッションを行い、講義内容の理解を深め自身の考えを整理したうえで、研究者に質問をします。

【ワークショップ】

研究プロセスを考慮したグループワーク課題の発見から、現状の収集・分析・アイデア創出、探求、そして成果発表といった基本的な研究プロセスを体感することを視野に入れた複数メンバーによるグループワークを実施します。

フェーズごとの成長

学びを深める支援の仕組み

自由課題提出

ワークショップで学んだことの理解を深めるため、グループではなく、今度は個人で取り組めるように毎回自由課題を課しています。
そして、提出された自由課題に対してはメンターが赤ペン先生として直接コメントを記入し、受講生をエンカレッジしています。

アドバンスドコース

高い意欲・能力を有する受講生をさらに伸ばすためにとっている基本的な方略・考え方

多様な個人差への対応

❶ 研究経験の豊富なメンターによる少人数制指導 メンター自身の研究経験や研究内容、自身が考える研究者に必要な資質や能力について共有することで、受講生の興味関心の幅を広げ、意欲向上につなげています。
石井康一(いしいこういち)
経歴:東北大学大学院 理学研究科 博士課程修了
現所属:味の素株式会社 バイオ・ファイン研究所
メンターとしてのモチベーション:
一昨年度、ベーシックコースのメンターをさせていただき、生徒のみなさんの知識意欲、好奇心の高さに驚きました。さらに一歩進んで実際に研究を行っていくアドバンスドコースでの新しい挑戦で、みなさんがどう進化・変貌していかれるのか、とても楽しみにしています。みなさんの成長に自分の経験・知識等がお役に立てられるのか、私にとっても新たな挑戦です。同時に、自分もみなさんからいろいろな気づき、発想そして驚きをもらえるという期待でいっぱいです。研究や科学の学びを通じて、一緒に楽しく成長していきましょう。
大塚聡子(おおつかあきこ)
経歴:慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 博士課程修了
現所属:日本電気株式会社 宇宙システム事業部
メンターとしてのモチベーション:
ジュニアドクターでは、「知らない世界」との出会いを楽しみにしています。
塾生皆さんの思いがけない視点を通して見てみると、身の回りの当たり前の事象も、大変興味深い研究テーマに変身します。
研究を進めていく中では、塾生皆さんの柔らかな思考・発想、型破りとも言える分析方法などに感心する場面が多々あります。
また研究の進捗が思わしくない時でも、諦めず研究と向き合う塾生皆さんの姿勢には刺激されます。
塾生皆さんが、達成感をもって成果発表に臨めるように、「知らない世界」に一緒に挑戦したいと思います。
岡野明(おかのあきら)
経歴:東京大学大学院 医学研究科 医学博士
現所属:味の素株式会社 バイオ・ファイン研究所
メンターとしてのモチベーション:
私も小学生の頃「サイエンスクラブ」に所属し、校外で開催される講演や実験教室に参加していました。
その後、大学と企業の研究所で約40年、自ら研究開発に取り組むとともに、社内外の研究者の研究テーマ創出・企画推進支援に携わってきた、その原点となったように思います。
アドバンスドコースを通して塾生の皆さんが科学の目的や方法を学びコンピテンシーを高めていくことに対しこれまでの知識経験で少しでもそのお手伝いをさせていただければ、そして何よりかつての私のように科学の面白さを感じていただければ、と思っています。
❷ オンラインサービスを活用した情報共有や個人指導 受講生からの質問投稿や研究相談などをオンライン上でオープンに行うことで、メンターからの指導をスピーディーに行うとともに、受講生同士が状況を把握し切磋琢磨できる環境づくりをしています。
❸ オンライン/オフラインオフィスアワーの開催 欠席者や内外発表する受講生に対し、開講日以外に適宜オフィスアワーを設け、各受講生の状況に応じたきめ細やかな指導を行っています。