2016年12月に開講いたしました「ファーマコメトリクス・エキスパート育成コース」も基礎編・中級編を本年度2回ずつ開講し、その受講者及び母集団解析を自ら実施した経験を有することが証明できる方で、且つその内容が本コース受講の事前知識として適切なレベルと主催者が判断した方を対象として開講しました。今回は基礎編、中級編の修了者13名に相応の事前知識を有すると判断した方2名の15名が参加致しました。
今回のコースの到達目標は、EAファーマ株式会社様より特別協力として、骨粗鬆症治療薬の生データに近いものをご提供いただき、①Model-Informed Drug Development(MIDD)の概念を理解する。➁骨粗鬆症治療薬の臨床薬理学を理解する。➂骨粗鬆症治療薬を題材とし、Modeling&Simulationに関する実践的知識とスキルを習得する。(母集団薬物動態モデル及び母集団薬物動態・薬力学モデルの構築/構築したモデルを用いたシミュレーション/シミュレーションに基づく医薬品開発戦略の立案)とし、最初は戸惑いながらも3日目にはグループ発表を行い、全員が3日間の講座を終了することができました。
初日には恒例の交流会が開催され、ほとんどの受講者が参加され親睦を深め、最終日には無事全員に『修了証』を授与致しました。
本年度のファーマコメトリクス・エキスパート育成コースは本コースで終了となります。
来年度に向けて新たに基礎編~中級編~上級編を開講予定です。また、来年度はグローバル化を視野に入れた講座の開校も予定しています。ご期待ください。
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