活動報告

活動報告

2018年2月22日 【日経ホール】

第1回ウェルビーイングイノベーション国際シンポジウム
再生・細胞医療の社会実装とそれを支える技術~臨床、製造現場における課題とその解決に向けて~を開催いたしました。

日時: 2018年2月22日(木) 10:30~17:00
場所: 日経ホール(〒100-8060 東京都千代田区大手町1−3−7 日経ビル)
参加者: 285名
主催: 殿町リサーチコンプレックス推進プログラム(中核機関:慶應義塾大学)
後援: 一般社団法人再生医療イノベーションフォーラム
協賛: 味の素株式会社、富士フイルム株式会社、サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社

2月22日(木)10:30より日経ホールにおいて、日本が再生・細胞医療の臨床分野で世界をリードするためには今後どう進むべきか、その糸口を探るために、国内外の最前線で活躍する優れた専門家にお集まりいただき、世界の潮流を知り、再生細胞医療製品の品質管理の標準化、再現性を支える技術基盤や安全性をどのように担保していくか、そして社会実装するために何が問題なのか、課題を抽出し課題解決への道を探ることを目的に第1回ウェルビーイングイノベーション国際シンポジウムを開催いたしました。

当日は慶應義塾大学の天谷雅行医学部長より主催者挨拶、日本医療研究開発機構の菱山豊理事より特別挨拶、科学技術振興機構(JST)のリサーチコンプレックス推進事業の結城章夫プログラムオフィサーより挨拶をいただき2部構成としてシンポジウムをスタートしました。

セッション-1として、Dr.Ross Macdonaldより基調講演を頂き「再生医療臨床現場の課題とその解決に向けて」として高橋 淳氏(京都大学 iPS細胞研究所 臨床応用研究分野 教授)、中村 雅也氏(慶應義塾大学 医学部整形外科学教室 教授)、谷口 英樹氏(横浜市立大学大学院 医学研究科臓器再生医学 教授)よりプレゼンテーションを頂き、その後に宮田 満氏(日経BP 特命編集委員)をモデレーターとして木村 徹氏(大日本住友製薬株式会社 取締役執行役員)、丸山 良亮氏(PMDA 再生医療製品等審査部 審査役)にパネリストとして加わって頂きパネルディスカッションを行いました。

昼食休憩の後、セッション-2として、Dr.Nicholas Medcalf及びDr.Richard McFarlandより基調講演を頂き「再生医療製品製造の課題と標準化に向けて」として日置 達男氏(富士フイルム株式会社 再生医療事業部嘱託 FIRM標準化部会長)、紀ノ岡 正博氏(大阪大学大学院 工学研究科 教授)、佐藤 陽治氏(国立医薬品食品衛生研究所 再生・細胞医療製品部 部長)よりそれぞれプレゼンテーションを頂き、その後に紀ノ岡氏、佐藤氏をモデレーターとして、再度丸山 良亮氏(PMDA 再生医療製品等審査部 審査役)にパネリストとして加わって頂きパネルディスカッションを行いました。

セッション-1、セッション-2ともに各氏より活発な意見、発言を頂き、海外からのゲストスピーカーも交え意見交換がなされ今後の再生・細胞医療の臨床・製造現場における課題解決・標準化に向けての日本のなすべき方向性が示唆された有意義なシンポジウムでした。

閉会後には、希望者による懇親会が開かれ、登壇者の方々を含めた親睦を深めて頂きました。

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