2018年3月15日 【ライフイノベーションセンター 会議室】
Wellbeing を考える みんなのコホート研究入門―「なぜ」、「いま」、「その場所」か?そこから「何が」分かるのか?
第2回 慶應義塾大学 を開講いたしました。
「みんなのコホート研究入門」連続講座の2回目は慶應義塾大学の取り組みを特集しました。
前回に引き続き、多種多様な参加者が集まりました。
漆原尚巳先生は、電子化保険医療情報データベースを用いた疫学研究の事例と今後の利活用について紹介し、ICTの専門家からデータベースの2次利用への期待などが寄せられました。
続いて新井康通先生は、高齢者コホート研究の成果を個人に最適化した介護予防・健康増進プログラムの開発につなげる試みについて紹介、多くの具体的なデータは受講者の関心をひきつけていました。
以下、受講者の感想より
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漆原先生の講義について
「データベース研究について新しく知ることが多く、大変勉強になった」
「大規模医療データベースを利用したコホート分析を担当しており、有意義でした」
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新井先生の講義について
「実際の取り組みのため講義に迫力があった。川崎市の調査にフォーカスした講義も聞きたい」
「フレイルなど、重要なキーワードを知ることができ勉強になった」
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総合討論
「実際に業務にあたっている方の悩みや問題点、アカデミアの方の対策などが聞けてよかった」
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全体としては、
「最近の研究だけでなく、背景の説明がしっかりしていて、より重要性や国際動向が理解できた」
「医療におけるコホート研究の重要性を改めて知ることができた」