国立研究開発法人科学技術振興機構次世代人材育成 ジュニアドクター育成塾(KEIO WIZARD)
第3日目を開塾いたしました。

2018年12月16日 【慶應義塾大学殿町タウンキャンパス・セミナールーム】


ジュニアドクター育成塾(KEIO WIZARD)第3日目が本キャンパスにて12月16日(日)に開催されました。

吉元良太 本学ウェルビーイングリサーチセンター特任教授から「データと倫理」について講話いただいた後、本学医学部 佐谷秀行教授による特別講義「がん~病を知り、病と闘う~」が行われました。がんの発生メカニズムや、がん治療がなぜ難しいのかなどを丁寧にわかりやすく解説いただきました。「困難だからこそ挑戦する」という気持ちや「自己目標」や「社会使命」、「基本的価値観(道徳観やチームワーク)」を常に意識するなど、研究に対する姿勢も学ぶことができ、医師や研究者を目指す塾生にとって大変興味深い内容の講義でした。

お昼休みは、殿町サンタが塾生のもとを訪れるなど、ちょっぴり早いクリスマスイベントが催され、塾生同士が交流を深めました。

午後のワークショップでは、第1日目の自由課題と第2日目のワークショップを振り返った後、「宇宙に行くこと」「ドローン」「医療」などをテーマに、選択した登場人物の課題を解決するストーリーを、グループでアイデアを出し合いながら考えました。134個ものアイデアを出したグループもおり、グループでの話し合いはとても活発に行われました。最後に、グループ毎に考えたストーリーをスキット(寸劇)で発表し、塾生はアイデアを考え他者に伝える方法の一つを学ぶことができました。

塾生たちは毎回の新しい学びや発見を楽しみながら参加してくれているようです。関係者一同、来年も塾生たちの笑顔を楽しみにしています。

KEIO WIZARD第3日目が始まります!本日もがんばりましょう~!

吉元特任教授による講義「データと倫理」

自己紹介を兼ねて「がんと聞いて思い浮かべること」など意見を述べました。

佐谷教授による講義「がん~病を知り、病と闘う~」

佐谷教授の講義の感想や意見、質問事項をグループで話し合いました。

がん発生率の男女差など、たくさんの疑問があがりました。

第2回目の様子を映像で振り返り、学んだことを共有

10年度、登場人物はどのように幸せになっているか考えよう!メンターからのアドバイスも参考にアイデアを出し合います。

真剣に取り組む受講生たち

出し合ったアイデアは100個越え!!

アイデアをもとにカスタマージャーニーマップを作成します。

発表に向けて寸劇の練習。本番さながらの迫真の演技!

大勢が見守る中、各班が考えたストーリーを実演していきます。

ナレーターや病気の人など、それぞれが一生懸命に役を演じました。

アイディアを生み出して形にする方法を学びました!