国立研究開発法人科学技術振興機構次世代人材育成 ジュニアドクター育成塾(KEIO WIZARD)
第6日目【最終回】を開催いたしました。

2019年2月10日 【川崎生命科学・環境研究センター (LiSE)】


昨年9月に開講したジュニアドクター育成塾(KEIO WIZARD)が計6回のプログラムを経て、2月10日(日)に川崎生命科学・環境研究センター (LiSE)にて最終回を迎えました。
午前は、本学ウェルビーイングリサーチセンター 吉元 良太特任教授より全6回のプログラムについて振り返りいただいた後、同センターセンター長 前野 隆司教授による特別講義「脳・心・AI・幸せ」を行いました。人やロボットの脳機能の解説や、多くの先端技術が存在する現代をいかに幸せに生きるか、そのために必要な「幸せになるための4つの因子」などを教えていただきました。講義後のグループワークでは、「しあわせ応援シート」を活用して塾生が自分にとっての「幸せになるための4つの因子」を書き出し、発表しました。夢や目標、チャレンジしていることなどを仲間と共有し、お互いの「幸せ」やそのための取り組みについて、応援し合うことできました。

午後は60名近くの保護者が見守る中、塾生全員がプレゼンする『成果発表会』を行いました。
はじめに、本学大学院システムデザインマネジメント研究科 神武 直彦教授より、本事業及び発表会に向けて講話いただいた後、3チームに分かれ、各塾生が持ち時間3分で『「KEIO WIZARDで得たこと」と「これから」』をテーマに発表しました。パソコンでのデータ投影や、紙芝居、スピーチなど、塾生たちは趣向をこらし、自分の夢や目標、内面的な変化などを熱く発表してくれました。発表後に設けられた質疑応答の時間では、塾生やメンターから様々な質問があげられ、塾生たちの想いをさらに具体的に聞くことができました。全員の発表終了後、前野教授、吉元特任教授、神武教授から全体を通しての講評をいただき、成果発表会は閉会しました。
最後に、塾生一人ひとりに修了証が贈られて今年度のプログラムが全て終了、52名の第1期生達が巣立っていきました。
全プログラムを終えた塾生たちは、緊張していた初回の頃と比べると一回りも二回りも成長したように見えました。今年度の本事業は一旦修了しますが、事務局は塾生たちのこれからのチャレンジを引き続き応援していきたいと思います。

最終回スタート!いつもと違う会場に少し緊張気味…

吉元特任教授による本事業の振り返り。事業の目的や位置づけなどをお話いただきました。

前野教授「脳・心・AI・幸せ」

「幸せの研究ってどんなもの?」塾生たちも真剣に聴いていました。

夢や感謝の気持ちなど、幸せの因子を書き出しました。

前野先生への質問タイム。研究のきっかけなど、皆さん先生の研究に興味津々!

いよいよ成果発表会!たくさんの保護者の方がご来場くださいました。

神武教授による講話。これまでの取り組みについて解説いただきました。

発表会がスタート!緊張しながらも、一生懸命に発表していました。

紙芝居など、手書きの資料で発表してくれた塾生もいました。

発表後の質疑応答時間。進行も塾生が行いました。

教授やメンターの皆さんからも質問や意見をいただけました。

発表者への感想やアドバイスなどを記入したコメントがたくさん!

最後の発表者。会場にいる全員が見守る中、立派に自分の想いをスピーチしていました。

修了証を受け取る塾生たちは、ホッと安心したり、誇らしげだったり、様々な表情でした。

最後に全員で。約半年間、お疲れ様でした!