KEIO WIZARDベーシックコース第3回目を実施しました。

2019年11月24日 【慶應義塾大学殿町タウンキャンパス・セミナールーム】


KEIO WIZARDベーシックコース第3回目は、吉元良太特任教授(ウェルビーイングリサーチセンター)による前回の振り返りと「研究のテーマ設定」についての講話からスタートしました。

続いて、東村享治先生(コニカミノルタジャパン株式会社ヘルスケアカンパニー顧問/帝京大学医療技術学部客員教授)が特別講義「医療・みえない物をみえる化する」を行いました。 東村先生はX線撮影やMRI検査などの画像診断や最新技術について、たくさんの画像を使用して解説してくださったほか、医療事故やその防止策にも触れ、医療や研究に携わる人間が意識すべきことや必要なスキルについてお話しいただきました。

昼休みを挟んで自由課題のフィードバックを行った後、西野瑛彦研究奨励助教(システムデザイン・マネジメント研究科)によるワークショップ「聴いて、話して、改善する」が行われました。

今回は慶應義塾大学グローバルサイエンスキャンパス(以下、「GSC」という)から、井上 浩義教授(医学部)と受講生である高校生8名が来訪し、プロジェクトの相互理解と交流を深めました。まず、井上教授からGSCの概要について説明があった後、4名のGSC受講生が自身の研究やスウェーデン研修についてプレゼンテーションを行いました。次に、GSC受講生を交え、「10年後、グローバルに活躍するために今できること」などについてブレインストーミングを行い、各グループが様々なアイデアを出し合いました。続いてWeb会議システムによりフランスと殿町を繋ぎ、現在フランスで基礎研究に関する国際機関の一員として活躍されている足立剛也先生(医学部訪問助教)から自身の活動や研究についてお話を伺いました。

塾生たちは、GSC受講生や足立先生との交流からたくさんの刺激を受けた様子でした。

参考:慶應義塾大学GSC2019年度受講生募集チラシ(https://www.jst.go.jp/cpse/gsc/for/apend/2019_keio2.pdf)

吉元先生のお話しからスタート!

東村先生 特別講義「医療・みえない物をみえる化する」

画像診断方法に関連してイラストの間違い探しにチャレンジ

西野先生 ワークショップ「聴いて、話して、改善する」

岩澤先生による自由課題のフィードバック

井上先生 GSC事業「世界の医療を切り開く君・自我作古」

GSC受講生のプレゼンテーション

GSC受講生も交じってグループワーク!

将来グローバルに活躍する自分を想像し、ブレインストーミングをしました。

他の塾生のアイデアも参考にしながら考えます。

足立先生 「信ずることと知ること」

ワールドカフェ開始。自由に席を移動して、他の受講生と意見を交わします。

ワールドカフェにはオンラインで足立先生も参加。

自分のグループに残った人は、グループのアイデアや意見を他の塾生に説明しました。

高校生からもたくさんの意見やアドバイスを貰えました。

井上先生、GSCの皆さん、ご参加いただきありがとうございました!