KEIO WIZARDベーシックコース第3回目を開催しました。

2020年11月1日(日) 【川崎生命科学・環境研究センター(LiSE) 大会議室】


11月1日(日)にベーシックコース第3回目「チームをつくり、未来のシナリオを描く」は、十分な感染症対策を講じて、今期初めて、オンキャンパス(対面)にて開催しました。

はじめに、吉元良太特任教授(ウェルビーイングリサーチセンター)より前回の振り返りと「相関関係と因果関係はどう違うのか」についてお話しいただきました。

第3日目は次の3つを目標にしました。
  1. チームのメンバーとの相互理解を深める
  2. フィールドワークを通じて多様な視点を学び、第1日目で学んだ「他者の立場になって未来のシナリオを考える」ことを振り返る
  3. 教室を飛び出し、五感を使って社会・世界の魅力や課題を発見する

塾生の個々が持っている興味別に6人ほどのチームに分け、それぞれのチームに1名のメンターを付け、チームごとに行動しました。緊張している塾生の緊張をほぐすために、アイスブレイクとして9マス自己紹介、ジャスト・ワンゲームを行った後、それぞれのチーム名を決めてもらいました。

フィールドワークでは「異人の視点」を設定した後に殿町周辺を散策しました。いつもとは違う視点を持つことで見慣れた物や風景に対して新たな疑問を持つことができるようになり、目標の2つ目に関連する「他者の立場」で物事を考えるよい機会となったのではないでしょうか。発見のコツを学び、外に出て発見し、発見したことから考え、考えたことをまとめて伝える。フィールドワーク終了後は、チームごとにフィールドワークの結果と考察(仮説)を発表しました。他のチームからは多くの意見や質問があり、終了予定時刻をオーバーしてしまう活発な発表会となりました。