活動報告

活動報告

2019年1月30日~31日 【慶應義塾大学三田キャンパス北館ホール、他】

殿町ウェルビーイングイノベーションスクール
ファーマコメトリクス・エキスパート育成講座における「Pharmacometrics Japan Conference 2019」を開講いたしました。

リサーチコンプレックス推進プログラムの一環として開講している「Tonomachi Wellbeing Innovation School」のファーマコメトリクス・エキスパート育成講座の研究会として第1回「Pharmacometrics Japan Conference 2019」が2019年1月30日(水)~31日(木)に慶應義塾大学三田キャンパスの北館ホールで開催されました。
2016年12月から殿町地区において継続的に開講してきました講座における今後の展望を図る中、海外からゲストスピーカーの方々を多数招聘し、初日のPharmacometrics Japan Conference 2019 に先立って、Pharmacometrtics Asian Leadership Meeting 2019 が開催され、アジア各国(中国、韓国、台湾、タイ、マレーシア)におけるファーマコメトリクス領域のリーダー(計 7 名)、また、日本からは本カンファレンスのチェアマンである慶應義塾大学医学部 臨床薬剤学の谷川原祐介教授をはじめとして 3 名が参加いたしました。さらに、欧米から、International Society of Pharmacometrics (ISoP) を代表して、先代および先々代の president が参加し、アジア各国におけるファーマコメトリクスの研究および教育の現状と問題点を議論いたしました。今後、ISoPとの連携も深めながら、アジア各国が連携してファーマコメトリクスを推進していくことの必要性が確認された。
初日の午後および2日目には Pharmacometrics Japan Conference 2019 が開催され、各方面から120名を超える参加者が集まりました。
アジア各国からファーマコメトリクスに関する発表が 7 題、欧米から最先端の話題が 2 題発表された。また、日本からは、「殿町ウェルビーイング イノベーションスクール ファーマコメトリクス・エキスパート育成コース」の卒業生およびチュータを中心に 10 題の発表がされ、加えて医薬品医療機器総合機構(PMDAより、現在作成中の "Regulatory Guideline on Exposure-Response Analysis" に関する初めての紹介がなされました。発表および質疑応答は、すべて英語で行われた中、特に日本の若手研究者から活発な質問、議論がなされ、ファーマコメトリクス分野の将来の更なる発展に期待が持たれました。
また、クロージングの際には谷川原祐介教授より第2回「ファーマコメトリクス・ジャパン・カンファレンス2020」を2020年1月に開催するとの発表がされた。今後慶應義塾殿町キャンパスをファーマコメトリクス領域のアジア拠点として位置付けるべく継続して活動を進めて参ります。

お知らせ / 融合研究・その他お問合せ

お気軽にお問い合わせ下さい。また、様々なお知らせやイベントも公開しております。是非ご覧下さい。