「ウェルビーイングイノベーションTonomachi Edge(強化コース)zenschool@Tonomachi」は、受講生に対して、実際に事業にするために最も大切な要素である「情熱」を取り出すため、「禅的」対話で意識を変えるワークを中心に進めてまいります。
アップル社を創業したスティーブ・ジョブズ氏は「禅」をこよなく愛し、実践していました。それが同社の製品開発のシンプルさに大きな影響をあたえていたことは容易に想像できます。本講座では米国西海岸で生まれ、Google社で取り入れられ、世界中の企業に普及しはじめている、マインドフルネスのワークをアレンジして、雑念を払った中で自身の心の奥底に眠っているその「情熱」のタネに気づくチカラを獲得します。その後、そのタネを育て事業にしていくプロセスを講義で学びながら、ワークで実践して最終成果発表に望みます。
ワークを通じて受講された方々は、受講前に想定していなかったような、自らのうちに秘められていた「情熱」を取り出し、早い方では1年以内に事業を新たに起こされます。目標とするゴールとしては、企業に所属しているかたは卒業後1年以内に新規事業をリリースすること、独立・起業を目指している方では、1年以内での起業を後押しします。昨年度第3期及び第4期を開催し、合計10名の方が受講終了され、現在も起業に向けてのバックアップを継続中です。
本プログラムを受講する方は、デザイン思考、リーン・スタートアップの手法をすでに学んでいると、相乗効果をもたらしてより効果的ですが、かならずしも必須ではありません。
また講義の中では、事業化に必要と思われる各種ツール(ITサービス、クラウドファンディング、プレスリリース等)の概要知識も提供します。
そして、集中講義のあとの最終成果発表会でプレゼンし、ビジネスパートナーを募る機会を作ります。その後1年間のフォローアッププログラムを提供し、事業の進捗を確認しながら、課題にぶつかったら、130名以上にのぼるzenschool卒業生コミュニティの中で、協力者を紹介したりしながら、事業化のサポートを致します。
zoom※を使用して、オンラインで参加者同士の顔あわせをします
【1日目】 10月23日(水) 9:00-20:00講義および演習:チームビルディング、ワクワクトレジャーハンティングチャートを使ったアイデア抽出ワーク
【2日目】 10月24日(木) 9:00-20:00講義および演習:瞑想ワーク、ワクワクトレジャーハンティングチャートを使ったアイデア抽出ワーク
【3日目】 10月25日(金) 9:00-20:00講義および演習:瞑想ワーク、ストーリーボード・プレスリリース・コンセプトシート作成、クラウドファンディング
【発表会事前レビュー】 11月26日(火) 9:00-11:00zoom※を使用して、オンラインで発表会プレゼンの事前レビューをします
【発表会】 11月29日(金) 13:00-20:00リハーサル、受講生の発表、zenschool卒業生のミニプレゼン、ネットワーキング
zoom※を使用して、オンラインで参加者同士の顔あわせをします
【1日目】 10月30日(水) 9:00-20:00講義および演習:チームビルディング、ワクワクトレジャーハンティングチャートを使ったアイデア抽出ワーク
【2日目】 10月31日(木) 9:00-20:00講義および演習:マインドフルネスワーク、ワクワクトレジャーハンティングチャートを使ったアイデア抽出ワーク
【3日目】 11月1日(金) 9:00-20:00講義および演習:マインドフルネスワーク、ストーリーボード・プレスリリース・コンセプトシート作成、クラウドファンディング
【発表会事前レビュー】 12月3日(火) 9:00-11:00zoom※を使用して、オンラインで発表会プレゼンの事前レビューをします
【発表会】 12月6日(金) 13:00-20:00リハーサル、受講生の発表、zenschool卒業生のミニプレゼン、ネットワーキング
前野隆司 慶應義塾大学SDM研究科教授・ウェルビーイングリサーチセンター長 1984年東京工業大学卒業、1986年同大学修士課程修了。キヤノン株式会社、カリフォルニア大学バークレー校訪問研究員、ハーバード大学訪問教授等を経て現在慶應義塾大学SDM研究科教授・ウェルビーイングリサーチセンター長。博士(工学)。著書に、『幸福学×経営学』(内外出版、2018年)、『無意識の力を伸ばす8つの講義』(講談社、2017年)、『実践 ポジティブ心理学』(PHP新書、2017年)、『無意識の整え方』(ワニプラス、2016年)、『幸せの日本論』(角川新書,2015年)、『システム×デザイン思考で世界を変える』(日経BP、2014年)、『幸せのメカニズム』(講談社現代新書,2013年)、『思考脳力のつくり方』(角川書店,2010年)、『脳はなぜ「心」を作ったのか』(筑摩書房,2004年)など多数。日本機械学会賞(論文)(1999年)、日本ロボット学会論文賞(2003年)、日本バーチャルリアリティー学会論文賞(2007年)、日本創造学会論文賞(2013年、2014年、2017年)などを受賞。専門は、システムデザイン・マネジメント学、地域活性化、イノベーション教育、幸福経営学など。 |
三木 康司 株式会社enmono代表 富士通株式会社に入社、慶應義塾大学にて政策・メディア修士号を取得後、博士課程へ進学リサーチを兼ねて中小製造業支援ベンチャーに 入社するが業務多忙のため博士課単位取得後退学。同社は国内最大規模の製造業ポータルサイトに成長、IT担当役員を務めた後、事業悪化に伴いリストラされる。 リストラのショックで軽度のうつ状態に陥るが、自身の心のケアのため毎朝1時間の坐禅を自宅で開始、坐禅により心の安定と様々な事業アイデアが生み出されることを自ら体感し、それを企業の自社製品開発、新規事業に応用するための学校、zenschool(ゼンスクール)を構想。2009年株式会社enmono を起業。その後、世界のマインドフルネス潮流に、鎌倉から世界に「禅」を発信する国際カンファレンス「Zen2.0」を企画 2018年5月、心の在り方がイノベーションにとっていかに大切かを説いた「Trueイノベーション〜禅的対話が社員の意識を変えた〜」(CCCメディアハウス)を上梓予定。 |
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宇都宮 茂 株式会社enmono技術担当取締役 同志社大学卒業後、スズキ株式会社にて生産技術職を18年経験した後、町工場にて生産技術課長職を経て、中小製造業支援ベンチャー、NCネットワークに入社し三木と出会う。そこで生産技術兼調達担当部長として試作品製造先選定、部品調達等の営業支援に従事。 その後、2009年三木とともに株式会社enmonoを起業。発電会議というアイデア発想ワークショップのファシリテーションを2年間務めてきた経験から、自社製品開発のアイデア抽出に強みを持つ。 |
主 催 | リサーチコンプレックス推進プログラム中核機関(慶應義塾大学) |
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コース責任者 | 前野 隆司(慶應義塾大学SDM研究科教授・ウェルビーイングリサーチセンター長) プロフィール |
担当講師 |
三木康司 (株式会社enmono代表取締役) 宇都宮茂 (株式会社enmono技術担当取締役) プロフィール |
受講料 |
学部生・大学院生・社会人:無料 ※本講座は国立研究開発法人科学技術振興機構の「リサーチコンプレックス推進プログラム」の一環による助成を受けて開催するスタートアップ講座として特別に無料にて受講いただけます。 |
定 員 | 各5名 |
会 場 |
慶應義塾大学殿町タウンキャンパス(Research Gate Building TONOMACHI 2) (神奈川県川崎市川崎区殿町3-25-10) (京急大師線「小島新田」駅下車徒歩約15分または「産業道路」駅よりバス5分、徒歩5分) |
受講条件 |
事業の立ち上げ(起業)に前向きな学部生、大学院生、社会人の方々の受講が可能です。 すべてのプログラムを受講することが条件です。 ZOOMを使用しての「顔合わせ」から通しての一環プログラムですので、部分的な参加は認めません。 欠席者は、今後、本コースの参加を認めないことがあります。 |
受講申込 | 受講ご希望の方は、本ページ下記フォームからお申込みください。 |
申込締切 |
応募者多数につき募集を終了させていただきました。ご応募ありがとうございました。 ※10月10日(木)までに受講決定可否をメールにてお知らせします。 |
受講申込の流れ |
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キャンセルの連絡 | お申し込み後にやむを得ない理由によりキャンセルされる場合には、運営事務局までメールにて速やかにご連絡ください。 |
キャンセルポリシー |
本講座は無料の為、キャンセル料金はかかりませんが、お申し込み後にキャンセルをされる際には、必ず受講日の3日前までに運営事務局あてにメールにてご連絡をお願い致します。 ご連絡なくキャンセルをされた場合には、今後実施予定の講座へのエントリーをお断りすることがございますのでご留意願います。 |
講座日時の変更について | 本講座の都合により開催日時を変更する場合には、講師の急病などやむを得ない場合を除き、原則として講義開催の7日前までに運営事務局よりメールまたは電話にてご連絡いたします。 その際、改めて参加・不参加のご希望を確認させていただきます。 |
講座日時の中止について | 本講座の都合により講座を中止する場合には、講師の急病などやむを得ない場合を除き、原則として講義開催の7日前までに運営事務局よりメールまたは電話にてご連絡いたします。 |
天候事情などによる受講キャンセルについて | 運営事務局から講座の変更・中止のご連絡を行わない限り、当日の天候事情(降雪などの事由)により欠席される場合にも受講者の都合でのキャンセルとなりますことを、予めご了承ください。 |
運営事務局(問合先) | 殿町ウェルビーイングイノベーションスクール運営事務局 E-mail: info-tonomachi@adst.keio.ac.jp |