活動報告

活動報告

2017年11月6日 【川崎生命科学・環境研究センター(LiSE)】

第9回「Tonomachi Cafe」を開催いたしました。

テーマ: 慶應発ベンチャーは研究をいかに事業化したか!?
~慶應発ベンチャーの育て親と慶應発ベンチャー「メトセラ」創業者の両面から探る~
講演者: 宮地恵美 ㈱MMインキュベーションパートナーズ 代表取締役/慶應義塾大学 政策・メディア研究科 特任教授
岩宮貴紘 ㈱メトセラ 代表取締役 Co-Founder,Co-CEO/慶應義塾大学 先端生命科学研究所 特任助教
コーディネータ: 原田憲一 ㈱ケイエスピー インキュベート・投資事業部 課長/インキュベーション・インベストメントマネージャー

今回は、大学発ベンチャー企業の代表者と大学ベンチャーの育ての親との2名の講師をお迎えして、お話をいただきました。

前半部分は、山形・鶴岡の慶應発ベンチャー、株式会社メトセラの共同創業者・共同CEOで慶應義塾大学生命科学研究所特任助教の岩宮様から、繊維芽細胞を活用した心不全向け細胞医薬品の研究とメトセラの創業について伺ったほか、同大学政策・メディア研究科特任教授の宮地様から、慶應発ベンチャーへのメンタリングの取り組みについてご講演いただきました。

後半部分は、コーディネータの原田様の主導で、苦労話や裏話など、興味深い話題を講師のお二人から引き出していただき、参加者の質問も交えながらたいへん盛り上がった意見交換会となりました。

また、聴衆のお一人として参加された國學院大學経済学部の秦信行教授からは講師への質問とともに、「シリコンバレーでは、Tonomachi Cafeのようなセミナーが様々なところで絶えず開催されている。人と情報の交流が盛んに行われていて、人や企業を お互いによく知っている。殿町に限らず、日本でオープンイノベーションを加速するには、こういう機会を増やしていくことが大切だと思います」というコメントをいただきました。

終了後も、講師の方々と意見交換を続けられる参加者もみられ、多くの交流が持たれた回となりました。

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