活動報告

活動報告

2018年3月12日 【ラゾーナ川崎プラザソル】

第2回ウェルビーイング百寿シンポジウム「みんなで伸ばそう!健康寿命」を開催いたしました。

超高齢社会を迎えている日本において、高齢者の方々の健康長寿を実現するためのコホート学術調査を慶應義塾大学と川崎市が連携しスタートしてから1年が経過し、地域の健康な方々のご協力を頂き順調に進捗しています。その調査に関する意義、目的を改めて明らかにするとともにご協力を頂いた高齢者の方々を含めて多くの高齢者の方々をお招きし、実際の調査として実施している「毛細血管検査」や「身体機能調査」を体験して頂き、日ごろの健康に関する疑問にお答えする「質問コーナー」を設置し、開催されました。

当日は110名近くの元気な高齢者の方々(80歳代の元気な方々が大半を占めました。)にお集まりを頂き、主催者挨拶として殿町リサーチコンプレックス推進プログラム、オーガナイザーの慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科委員長、医学部衛生学公衆衛生学教室の武林亨教授にお言葉を頂き、共催としてご協力を頂いている川崎市より三浦副市長にご挨拶を頂きました。その後、慶應義塾大学医学部 百寿総合研究センター専任講師である新井康道先生に『人生100年時代の健康と幸せ』と題し、続いて慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科・スポーツ医学研究センター准教授である小熊祐子先生に『いまより体を動かして健康に』と題し、最後に慶應義塾大学医学部 百寿総合研究センター特任助教である平田巧先生に『超高齢期を目前とした元気な川崎市民の健康状態:コホート調査1年目のご報告』と題しそれぞれに講演を頂きました。

講演後は後半の部として、会場に様々な「体験」をして頂くコーナーを設置し、大半の高齢者のご参加で一時会場はごった返すほどでした。参加を頂いた高齢者の方々の元気には、運営スタッフも驚かされるほどで、閉会時間を過ぎても体験コーナーの列が途切れず、終了時間を30分間延長し、無事皆様に様々な体験をしていただく事が出来ました。

今後も継続して調査活動を続けていく上でも高齢者との貴重なコミュニケーションの場となりました。

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