活動報告

活動報告

2018年11月30日 【川崎市コンベンションホール】

「再生・細胞医療産業の再起動 ミニマムコンセンサスパッケージWGメンバーからの提言 ~ 正確に伝えたい指針の心 ~ 」を開催いたしました。

11/30、川崎市コンベンションホールにて「再生・細胞医療産業の再起動 ミニマムコンセンサスパッケージWGメンバーからの提言 ~ 正確に伝えたい指針の心 ~ 」を開催いたしました。
現在、公開に向けた作業が最終段階を迎えている「ヒト細胞加工物の品質及び安全性等評価に共通の基本となる技術要件・基準指針」(略称:ミニマム・コンセンサス・パッケージ; MCP)をテーマに、MCP作成にあたってきた「品質・非臨床安全性評価ガイドラインWG」の座長とメンバーが、MCPを正しく理解し、活用するための要点を解説しました。

国立医薬品食品衛生研究所 再生・細胞医療製品部 部長、KISTEC 非常勤研究員の佐藤陽治 氏が企画段階から関わり、当日は司会を務めました。
冒頭、MCP WGで佐藤氏と共同座長を務める近畿大学薬学総合研究所の早川堯夫氏が「MCPを正しく活用するために~目的と背景を知り、ガイドラインのこころを読み解く」と題し、この日の基調講演の位置づけとして登壇。
続く講演では、MCP を正しく理解するための内容紹介や想定事例検討が発表され、最後にパネルディスカッションが行われました。
当初の想定を越える約200名の参加者からは、「(MCPの)心の部分から詳細な内容までわかりやすく講演頂きありがとうございました」(製薬大手)、「MCPは現在、皆さんが一番情報収集したい話だと思います。しかも、その第一線の先生方を集められるというのは素晴らしいと思いましたし、とても勉強になりました。天の上にいるような感じがする先生方でしたが、早川先生がTOP(基調講演)だったことで、皆さんの人間関係や雰囲気も伝わり、近年稀にみる良い講演会でした」(医療機器大手)など、感想が寄せられました。
「MCP」公開前にWGメンバーが結集し、産学官の参加者が全国から集まり、意見交換も盛んに行われたことで、「再生・細胞医療産業の再起動」の機運を高めるきっかけとなる1日となりました。

※本セミナーは以下の体制で実施いたしました。
主催:地方独立行政法人 神奈川県立産業技術総合研究所
共催:神奈川県、殿町リサーチコンプレックス推進プログラム(中核機関/慶應義塾大学)

企画協力:AMED 再生医療臨床研究促進基盤整備事業「再生医療等臨床研究を支援する再生医療ナショナルコンソーシアムの実現」
後援:一般社団法人 日本再生医療学会、 一般社団法人 再生医療イノベーションフォーラム

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