【第5回目】2019年 2月 3日(日)
【第6回目】2019年 2月10日(日)
国立研究開発法人科学技術振興機構次世代人材育成「ジュニアドクター育成塾」とは:
国立研究開発法人科学技術振興機構次世代人材育成「ジュニアドクター育成塾」は、将来の科学技術イノベーションを牽引する傑出した人材の育成に向けて、理数・情報分野の学習等を通じて、高い意欲や突出した能力を有する小中学生を発掘し、理数・情報分野の学習などを通じてその能力を伸長させる体系的な取組を支援するものであり、慶應義塾大学は2018年度から5年間、本取組を実施してまいります。
※ご参考:国立研究開発法人科学技術振興機構次世代人材育成「ジュニアドクター育成塾」https://www.jst.go.jp/cpse/fsp/index.html
KEIO WIZARDはベーシックコースとアドバンストコースで構成されています。
ベーシックコースは、身近な疑問や興味から生まれる科学・技術への好奇心と探求心を育み、その上で科学の方法論を学ぶことで、知識としての科学・技術のみではなく、自分で新たな発見ができる楽しさの実感を得ます。そしてさらに持続可能な開発目標(SDGs)への取組も紹介しながら、科学・技術が自分たちの周りにある様々な課題を解くことのできる可能性を秘めていること、また自分たちがそれらの課題を発見して解決することができるという気づきと、そのために必要な考え方・手法を習得します。
アドバンストコース
ベーシックコースを修了した生徒を対象として、大学の研究室・研究環境での実際の研究に触れながら学びを深めます。
KEIO WIZARD 第1期 ベーシックコース スケジュール
教室を飛び出して観察を行い、身近で面白いと感じたこと・疑問・発見を記録に残し、そのデータを可視化し、考え、伝える。
スポーツデータサイエンスを通じて、身の回りのデータの活用方法を学習する。具体的にはセンサーを使って、外で走ったり、スポーツで身体を動かしたりしたデータを収集・分析し、現状をどのように改善できるか考える。
アイデアをみんなで出して、考えを整理して、メッセージを効果的に相手に伝える手法を学ぶ。実際フィールドに出て動画撮影し、編集・提示の工夫方法を習得する。これらの作業を通じて、物事を異なる視点から捉える能力を身に付ける。
専門家と一緒に社会で話題の最新端科学・技術で遊ぶ!技術の既存活用事例を紹介して、技術が社会課題解決に役立つことを学ぶ。調査・分析を進め、将来、先端技術を誰のために使えるかを考える。
身近な興味・関心をきっかけに、国連で採択されているSDG「持続可能な開発目標」などを参考に世界に視野を広げ、グローバルに考える思考を養う。教授・専門家・メンターとコミュニケーションを図りながら仮説を立て、最終発表までに仮説の検証を行う。
ポスター発表、動画発表、エレベーターピッチなどの発表方法から自由に選択し、自分の身近な興味・関心が世界とどのように繋がっていたかを魅力的に発表し、今後の目標を回りと共有しながら将来の自分の姿を創造する。
▼慶應義塾大学で中学生向けに開講した
授業・ワークショップの様子
伸ばす力参加するとどんな能力が身に付くの? 年間を通じた講義やワークショップを通じて、次の力を身に付けていこう!
強い興味・疑問をアイデア思考・システム思考で引き出し発散・収束させる。
講師陣による授業や地理空間情報技術などのテクノロジーを通して自分たちの興味・疑問を深堀りする。それらが国を超えたwell-beingのための社会課題の取り組みと繋がっていることを理解する。
他者とコミュニケーションを図りながら、取り組みの成果をまとめて対外に発信する。
東京都、神奈川県の小学校5年生~中学3年生までの、理数・情報分野・医療・健康(ヘルスケア)・宇宙などに関心、興味、意欲のある生徒40名程度
原則無料です。会場までの交通費、食費等は自己負担となります。
慶應義塾大学 殿町 タウンキャンパス ジュニアドクター育成塾 運営事務局
神奈川県川崎市川崎区殿町三丁目25-10(Research Gate Building TONOMACHI 2A-棟 4階)
E-mail:keio-junior-dr@adst.keio.ac.jp TEL: 044-201-7466 / FAX:044-201-7467